本日、12月13日は双子座流星群がピークを迎える日です。この流星群は、毎年12月上旬から中旬にかけて観測されるもので、1時間あたり50個から多い時には100個以上の流星が観測できることもあります。三大流星群の一つとして知られ、ペルセウス座流星群やしぶんぎ座流星群と並んで多くの人々に親しまれています。
ふたご座流星群とは？？
双子座流星群は、彗星ではなく小惑星「ファエトン（3200 Phaethon）」が母天体である点が特徴です。流星群は通常、彗星が通過した際に残した塵が大気に突入して発生しますが、この流星群は小惑星が起源であるため、特異な存在としても知られています。
この塵の粒子が地球の大気に突入する際に高温で発光し、私たちはそれを「流れ星」として観測できるのです。
寒さが厳しい夜でしたが、せっかくの好条件ということもあり、冬の夜空を見上げるために外に出てみました。空を見上げると満天の星が広がり、その静けさと美しさに思わず息を呑みました。しばらく見ていると、一筋の光がゆっくりと空を横切りました。その光は、たった数秒の出来事でしたが、私の心に深く残る輝きでした。さらに観察を続けていると、立て続けにいくつもの流星が現れ、そのたびに胸が高鳴るのを感じました。
こうした自然現象を目にすると、自分が宇宙という広大な空間の中にいることを実感します。日々の忙しさの中で、こうして静かに星空を見上げる時間はとても貴重です。そして、流れ星を目にすると、やはり願い事をしたくなるのは不思議なものです。流星に託した願いは内緒ですが、その瞬間に感じた希望のような気持ちは、これからの日々を少し明るくしてくれるように思います。
自分の役割についても考えさせられます。私の仕事は、一見地味で少し特殊なものです。ラブドールの処分は誰にも相談できず、処分に困っている方が多い中、私たちの仕事が少しでもお役に立てているのだと感じます。
この仕事を通じて大切にしているのは、ただ単に「処分する」だけではなく、依頼者の方の気持ちに寄り添い、丁寧に対応することです。ラブドールは単なる物ではなく、所有者にとっては思い入れや感情が伴う存在である場合も多いからです。適切に処理を行い、新たな形で次へつなげることは、私にとって一つの使命だと思っています。
また、今回の観測を通じて感じたのは、自然と向き合う時間の大切さです。特に夜空を楽しむことは、電気や人工的な光に囲まれた日常ではなかなか味わえない特別な体験です。星空が持つ静寂と壮大さが、私の心を浄化し、新しいエネルギーを与えてくれたように思いました。
双子座流星群は、12月の夜空に訪れる一夜限りの贈り物です。この特別な天体ショーを楽しむことができたことに感謝しつつ、これからも自然の美しさや宇宙の神秘に目を向ける時間を大切にしたいと思います。今日の夜空を見上げた時間は、忘れられない思い出として心に残り続けることでしょう。
こうした自然の美しさに触れる時間を大切にしながら、私自身もまた、誰かの役に立つ存在でありたいと思います。
