今日は4月18日、「発明の日」です。
この日は、1885年に日本で初めての特許が交付された日にあたります。
その第1号特許は、堀田瑞松という人物による「錆止め塗料の製造法」。決して目立つ発明ではありませんが、それでも「社会の困りごとを解決しよう」という真摯な思いから生まれたものでした。まさに、暮らしの中の問題に正面から向き合い、工夫と技術で道を開いた実例と言えるでしょう。
「発明」という言葉を聞くと、特別な才能や高い知識を持った人の行為のように感じることもあります。けれど本来の意味はもっと身近で、工夫することや今より少し良くする方法を見つけることなのだと思います。
日常のなかで私たちが行っている小さな工夫――例えば、生活の導線を整えること、物の置き場を変えること、人との関わり方を見直すこと。そういった一つ一つが、立派な「発明の芽」なのではないでしょうか。
私も日々の仕事の中で、よりよい方法を探し続けています。
たとえば、私は ラブドールの処分 を専門に承っておりますが、この業務もまた、工夫の連続です。
誰にも言えずに悩みを抱えるお客様が、どうすれば安心してご依頼いただけるか。配送や梱包の手間、周囲への配慮、そして心理的なハードル…それらすべてに、柔軟に、かつ静かに対応できる仕組みを整える必要があります。
その中でも、特にご好評いただいているのが、専用の段ボール箱の提供です。
これは、お客様のラブドールのサイズに応じて自由に特注制作できるもので、梱包に関する不安を減らすために開発しました。現在、納期はおおよそ一週間程度となっております。
「ちょうどいい箱がない」「見えないように梱包したい」といったお悩みに応える形で生まれた、私なりの“発明”です。
世の中の大きな発明の多くも、最初は「不便だな」「なんとかならないかな」という素朴な気づきから始まっています。
特許という形で残らなくとも、誰かの生活を少しでも良くする工夫は、きっとそれぞれの現場に無数に存在しているのだと思います。
だから私は、今日という日に「偉人の発明を讃える」だけでなく、「自分の工夫も無駄じゃない」と静かに励まされるような気がしています。
そして、これからも、誰かの不安や困りごとに、ささやかながらも創意工夫で応え続けられるよう、自分なりの“発明の日々”を重ねていきたいと思います。
今日も変わらず営業しております。どうぞお気軽にご相談ください。
小さな工夫の積み重ねが、あなたの心を少しでも軽くできますように。