ラブドールの処分について

ラブドール処分にかかる廃棄問題など

ラブドールを購入すると必ずいつかは処分せねばならない時が訪れます。ラブドールのオーナーになると処分に困る現実があります。

ラブドールの廃棄・処分のハードルが高い

ものがものだけに簡単に棄てたりが難しく様々な問題があります。

廃棄・販売等ラブドールを自分で処分する

実はラブドールは家庭ごみとして出すことが可能です。処分するラブドールの大きさ、また自治体の決まりなどによって様々ですが、収集日にごみとして出す、破砕施設と呼ばれるゴミ処理場への持込等あり、最も安価なほうほうで廃棄することが出来ます。

ただし、モノがモノだけに、ラブドールをそのまま収集日にあわせて家庭ごみとして出すと死体と間違われ警察に通報されたり大事となったりする可能性があります。近隣の住民の方にバレたりすると今後の生活自体が厳しくなってくる恐れもあります。

ばれないように原型を無くすほどに細かく裁断するのは至難の業であり、金属を切断する道具なども要し、おびただしい時間と労力を余儀なくされることでしょう。

自分でラブドールを処分するにはどうすればいいのか?

前述した通り非常に手間のかかるラブドールの処分ですが、合法的に誰にも文句を言われないように処分するにはどうのようにすれば良いのでしょうか?

ゴミとして処分に出す(そのまま・分解)

小型のラブドール等は燃えないゴミとして、ご自身で捨てることが出来ます。大きさによってはそのまま袋に入れて廃棄することも可能です。

しかし、やはり人目が気になりますね。絶対にバレないようにするには分解して人の形を成さないまでにする必要があります。

ただし、シリコンやエストラマー素材で出来たドールを裁断すること、また金属の骨組みを分解するには大変な労力が必要となります。大きさによっては個人が持っている道具では分解すら困難な場合もあります。

自治体によってはラブドールをそのまま処分することも可能なようです。

ただし行政の言う通りやって罪に問われることはありませんが、実際殺人事件と間違われ警察沙汰になった事例もあります。いかにも人の形をしたものがゴミ袋に入っていたらどうでしょうか?通報されても不思議ではありません。

また、先に記載した労力をかけてご自身で分解や切断を行う際、屋外で作業などすると、これも人の体を切断しているといった誤解を与えてしまうことになりかねません。

ご自身で解体処分をするのは一見容易に思うかもしれません。しかし、現在のラブドール精巧に出来ており、人体に似た動きを実現するために金属製のワイヤーや骨格が仕込まれていたり、シリコン素材やTPE素材以外に多数の硬い素材が使われています。カッターナイフ等だけで切断や解体出来る部分は柔らかい部分だけで、多くの場合骨組み等で分解作業自体が困難になり途中で挫折するケースも多いようです。

一昔前のラブドールは、いわゆるダッチワイフ等の名称で呼ばれており、例えば風船を膨らませたようなもの、樹脂素材のみで出来たオナホールに毛が生えた程度のものなど、およそ生身の人間には見えないような代物でした。

前述したような「人が切断されている・解体されている」などといったような誤解を生むようなことはないでしょう。

しかし、現在のラブドールは本当にリアルな女性のようなものばかりです。

ゴミ袋にそのままの状態や、バラバラの状態で投棄されていれば、警察沙汰になってもおかしくないのも理解できますね。

大きさ等によっては大型ごみでの処分となる場合もあります。大型ごみでラブドールを棄てるということはつまり人にバレるということです。さらに回収場所までラブドールを運ぶということも含めてかなり困難でもあります。近隣の目もあり、誤解をあたえてしまうこともあったりします。

さらに不法投棄など犯罪をしてしまうと必ずバレます。

通報などによって身元がバレたりして処罰されます。不法投棄の罪はかなり重く絶対にしてはいけないことです。また精巧な作りのラブドールは殺人事件などに間違われることも当然あり、様々問題があります。

ご自身で処分できなくも無いのですが、非常に難しいことがおわかりになると思います。

友人・知人に譲る

ラブドールを使ってみたいという人がもし近くに居るとすれば、その方に譲ってしまえば解決します。高級なラブドールなどであったりすると喜んで引き取ってくれる場合もあるでしょう。

ただし状態が綺麗であったり、そこそこの価値が無いとこれは難しいところかもしれません。

また、リアルな知人で仲の良い人であってもラブドールを保有していることなどを話せるような間柄なのかということも重要になってくるでしょう。普段下ネタなどよくする間柄であっても、ラブドール自体はなんとなく特殊な性癖のように捉えられる場合もあります。

そこまで色々と性癖などをオープンに話せる人がいるのが前提ですが、ラブドールを引き取りたいといってくれたら、自分も処分できますし相手のお友達も念願のドールを手に入れることができ、互いのメリットとなります。

そうのようになることは稀かもしれませんがうまくいけば最も円満な解決方法かもしれませんね。

買取サービスやオークションで販売

買取サービスを利用する・またはネットオークションなどで買い手を見つけるという方法もあります。

処分ではなく販売になりますので処分費どころかお金が稼げるのでとてもいい方法です。

しかしながら昨今のラブドール事情からして、実際処分されたいドールが価値あるドールなのかどうかが重要となります。数十万もする高級ラブドールでしたらメンテナンスしてでも買いとりたいという方も多いでしょう。

例えば数万の安価な海外製のドールだとまず新品購入を考えるのでは無いでしょうか?

そして趣味のものであり、また衛生的な面からしても中古品に手を出したい人がそう多くいるのかは疑問でもあります。送料負担位で引き取ってくれる人もいるかもしれませんが、稀なケースでしょう。

実際安価な中古のドールの出品もたまに見かけますが売れているのを見たことがありません。

ラブドールの買取を行っている業者もありますが、そこそこ高級なドール以外は難しいと思います。

なぜなら買取する会社も買い取った後販売しないと利益が出ないからです。むしろ売れないと処分料がかかり無料で引き取ったとしても赤字となってしまいます。あまり価値の無いドールは無料でも引き取ってはくれません。無料で査定してくれるところがほとんどです。一度相談してみるのも一つの手でしょう。

メーカーや代理店の里帰り制度を利用する

国産メーカーや一部の海外メーカー・代理店等で里帰り制度を実地しているメーカーもあります。

里帰りと称し不要となったラブドールをメーカーが引き取ってくれるというものです。

里帰りと称している場合ほとんどが無料というケースが多いですが、有償のところや、新規にドール購入の際に下取りのような形で引き取ったりするお店など様々です。

里帰りを受けてくれるかは販売店に問い合わせすれば答えてくれます。

有償無償にかかわらず、処分の費用は最終的にメーカーや店舗が持つわけですから自社で販売したものや、新規に販売する引き換えなどでサービスの一環として行っています。

里帰りを受けてくれるのであればあとは送るだけです。安心して依頼もできることかと思います。

ラブドール処分サービスを利用する

当店のようなラブドール処分を専門としている業者があります。

産業廃棄物として処分する必要があるため、それなりに費用はかかりますが、時間や労力プライバシーなどの問題を考えると送るだけで解決するため、スムーズに処分することが出来ます。

不法投棄や産業廃棄物処理法に抵触しないよう安全安心に処分したいのであればご依頼されることをおすすめします。

ラブドール処分業者は慎重にお選びください。

当店は2020年2月より業務を行う最も老舗のラブドール処分サービスです。最近当店を模倣するサイトが見受けられます。実際入金後連絡が無いということや受取先不明で返ってきた等のお話をお客様から頂戴するケースもございます。

当店では産業廃棄物として正規の手続きをふみ、法に則って処分致しておりますのでご安心ください。

ラブドールの不法投棄による様々な問題

日本では勝手にゴミを棄てると犯罪になります。ラブドールを山林や川など合法でない方法で不法投棄すると不法投棄の罪だけでなく思わぬ事態へと発展し、警察に厳しく追及されることとなります。

実際にラブドールを山林に捨てたケースでは警察沙汰になり廃棄物処理法違反の疑いで書類送検されています。

また、有名な青森県の八戸港近くでのラブドール漂流事件では、「女性の遺体がうつ伏せの状態で漂流している」との通報から、海難救助隊が出動、警察や消防局の車両が何台も港に集まる大事となりました。その正体はラブドールと判明。ラブドールはリアルドール呼ばれることもあるだけに現実の女性に非常に近く、ましてや遠目に見ては死体と間違えてもおかしくはありません。

不法投棄問題

ラブドールを山や川などに棄てると『不法投棄』となり重い罪に問われます。

例えば個人が不法投棄すると「5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金、またはその両方の刑に処する」と規定されています(廃棄物処理法 第25条 第1項第14号)

安易な気持ちで棄ててしまうと恐ろしい代償を負うことになります。そして様々な人に迷惑をかける結果となります。こんなことで犯罪を犯しますか?

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