今日は「国際協力の日」です。
1954年10月6日、日本が国際協力の枠組みであるコロンボ・プランへの加盟を決定したことにちなみ、10月6日は国際協力の日とされています。
「国際協力」と聞くと、少し大きな言葉に感じます。
開発途上国への支援や災害援助、医療、教育、インフラ整備など、国と国との間で行われる活動を思い浮かべる人も多いでしょう。
普段の暮らしからは、少し遠い話のようにも感じます。
けれど、「協力」という二文字だけを取り出して考えてみると、私たちの生活にもずいぶん身近なものです。
そもそも、一人だけで完結している暮らしというものは、ほとんどありません。
朝食べたものも、誰かが作り、誰かが運んでいます。
電車やバスに乗れば、それを動かしている人がいる。
病気になれば医療に頼り、壊れたものがあれば、それを直せる人にお願いする。
自分でできることは自分でする。
できないことは、できる人に頼む。
考えてみれば、社会というもの自体が、そうした小さな協力の積み重ねでできているのでしょう。
ところが、自分のことになると「人に頼る」というのは意外と難しいものです。
これくらい自分でやらなければ。
人に聞くほどのことでもない。
こんなことを相談したら変に思われるかもしれない。
そんなふうに考えて、一人で抱えてしまうことがあります。
もちろん、自分で考えることは大切です。
けれど、何でも自分一人で解決しなければならないわけではありません。
分からないことなら、知っている人に聞けばいい。
できないことなら、できる人にお願いすればいい。
専門的なことなら、その仕事をしている人に任せればいい。
言葉にすると当たり前なのですが、実際にはその「お願いします」の一言が難しかったりします。
仕事をしていても、それを感じることがあります。
当方では現在、ラブドールの処分についてのご相談・お見積もり・処分依頼を受け付けています。
ラブドールは大きさや重量があるうえ、素材や自治体のごみ処理ルールの問題もあり、「処分したいけれど、どうすればいいのか分からない」というご相談をいただくことがあります。
さらに、物が物だけに、人にはなかなか相談しにくいものです。
家族には知られたくない。
近所の人に見られたくない。
自分で細かくして捨てるのは抵抗がある。
そもそも、どのように処分すればいいのか分からない。
事情は人それぞれです。
そんなときまで、すべてを一人で解決する必要はありません。
「これでも処分できますか?」
「費用はいくらくらいですか?」
「こんな状態でも大丈夫ですか?」
そのくらいの質問からでも大丈夫です。
まだ処分するか迷っている段階で、まず見積もりだけ知りたいというお問い合わせでも構いません。
相談したからといって、必ず依頼しなければならないわけでもありません。
人には話しにくい内容だからこそ、秘密厳守で、一件一件事情を確認しながら対応しています。
これも規模こそまったく違いますが、「自分一人では難しいことを、できる人に頼る」という意味では、一つの協力なのだと思います。
国際協力も、本来は一方的に「助けてあげる」というだけのものではないのでしょう。
ある国が得意なことがあれば、その力を必要としている国がある。
そして立場が変われば、今度は自分たちが助けられることもある。
誰かを支える側と、支えられる側。
その境目は、思っているほどはっきりしていないのかもしれません。
日常でも同じです。
今日は自分が誰かを手伝う。
明日は自分が誰かに助けてもらう。
そうやって人は暮らしています。
十月に入り、大阪もようやく秋らしい空気を感じる時間が増えてきました。
夏の間は外へ出るだけでも大変だったのに、これからは少し歩くのが気持ちの良い季節になります。
街を歩けば、本当にたくさんの仕事があります。
自分にはできない仕事。
自分では知らない技術。
自分なら何時間もかかることを、簡単にこなしてしまう人。
そういう人たちが、それぞれ自分のできることを持ち寄って社会は動いています。
何でも一人でできる人になる必要はないのでしょう。
自分にできることは誰かの役に立てばいい。
自分にできないことは、誰かに頼ればいい。
そして、自分が助けてもらったときには、また別のところで誰かの役に立てればいい。
国際協力の日という大きなテーマから、今日はそんな身近なことを考えました。
困ったときに「困っています」と言えること。
分からないときに「教えてください」と聞けること。
そして、必要なときに「お願いします」と頼めること。
それもまた、人と人が一緒に暮らしていくための大切な力なのかもしれません。
ラブドールの処分についても、一人で悩まず、分からないことがありましたらお気軽にお問い合わせください。
ご相談・お見積もりからでも受付中です。

